更新日 2007/05/31

(注)北翔会のバドミントンスキルアップ講座の内容は、理論に基づいておりません。
独断と偏見による内容ですので、ご参考程度にどうぞ。

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攻撃&防御(ダブルス編)


ダブルスの攻撃&防御について、考えてみたいと思います。
サーブから始まり、プッシュはどこへ、レシーブはリターンはスマッシュは…
1打でも試合に使えるバリエーションを増やし、勝てるバドミントンを目指しましょう。


ダブルスはシングルスと違い、コートに2人います。(あたり前ですが…)
鋭いコースを狙っても、拾われる可能性は高いといえるでしょう。
ダブルスではとくに、相手コートの1人のプレーヤーとの駆け引きを心がけて
試合をすることが大切だと思います。
スマッシュを打つコースを考える、 スマッシュのレシーブ、 サーブのリターン、 左右のコンビネーション、 基本はセンター、 シャトルを自分のところへ打たせる、



バリエーション6 シャトルを自分のところへ打たせる
ゲームのラリーで、自分の必勝パーターンてありますよね。

「こう打ってこう打ってこう決める!」

自分のパターンにはまるとこれほど気持ちいいことはありません!

でもなかなか自分のところへシャトルが来なかったり、

パートナーと1球ごと交互に打っていたりしたらなかなかリズムに乗れませんよね。

そういう時は、「来ない!」ではなく自分のところへ打たせるのです。

基本的に、速いストレートを打つと自分に返球され、

早いクロスを打つとパートナーへ返球されます。

「今日は俺に任せろ!」というときは、ストレート中心のラリーを、

「こういう相手は苦手なんだな〜」というときはクロスを打ってパートナーに任せちゃいましょう!



バリエーション5 基本はセンター
どこへ打つか?

ダブルスでは攻撃も防御もコートのセンターへ打つことがポイントです。

攻撃面では、2人の間のど真ん中へのスマッシュはお見合いをしてしまい、

意外にレシーブし難いコースです。また、サイドアウトになるミスもありません。

ディフェンス面では、センターへロブを上げると次のショットの対応が容易にできます。

苦しい体勢からのクリアーなどは自分の正面のストレートに打つのではなく、

なるべく次の攻撃をパートナー側へ打たせるように、センターかパートナーの正面に打ちます。

サイドラインへの攻撃は有効的ですが、センター攻撃もかなり使える攻撃になります。



バリエーション4 左右のコンビネーション
@がAのフォア側へクロスのスマッシュ又はカットスマッシュを打ちます。

コースが良ければAはストレートへ返球してきます。

その場合、すかさず@又はBがAのバック側へスマッシュ、又はプッシュします。

ポイントはAへの左右の連続攻撃で、バック側へ打つコースは、なるべくAの体に近い所へ。

離れるとCに拾われてしまう場合があります。



バリエーション3 サーブのリターン プッシュ&ヘアピン
サーブのリターンはゲーム展開においてとっても重要なショットのひとつです。

少しあまいサーブだからといって強くプッシュをしても、ミスると相手にポイントが入ってしまいます。

無理にリターンエースを狙わず、次のショットにつながるコースへのリターンを打ちましょう。

では、どのコースへ打ったらよいのでしょう。次のショットにつながるコースとは、

すなわち攻撃しやすい所へ相手にシャトルを上げさせるためのコースを狙います。



センターへのリターンプッシュ

サーバーを狙ってプッシュします。それほど強く打たなくてもサーバーは反応しきれずエースになったり、

チャンス球になって返ってくる場合が多いです。また相手の後衛までリターンがいってもサーバーで死角に

なっているので、それほど鋭いリターンが来ることもなく、またミスる場合が多いです。





センターへのリターンヘアピン

センターへのヘアピンの利点は、レシーバーがトップアンドバックになっていること。さらにレシバーは

ネット際に張り付いているので、次の返球にロブを上げてくる確率が高くなります。

またそのロブはセンターからなので、両サイドを突かれても後衛がセンターにいるので対応し易いです。

鋭いリターンネットなら、あまくておいしいロブが返って来るでしょう。



サイドへ落とすワイパーショット

無理にプッシュを打たなくても、サイドのコースを狙って沈めるショットでも十分にエースまで狙える

有効打になります。しかし、あまり足の長いショットになると後衛に拾われやすくなります。

サーバー側へのリターンはサーバーに拾われやすいので、逆サイドを狙います。

この時のラケットの面は、シャトルを上から被せるような角度で打ちに行き、あたる瞬間に面を横にシャトルを

擦るように打つとシャトルに回転がかかり早く鋭く沈むショットになります。

このようなショットをワイパーショットといいます。



バリエーション2 スマッシュのレシーブ
スマッシュのレシーブは左右どちらに来ても拾わなければなりません。

レシーブのポイントを体の横で打つと、待ち構えている側へのシャトルはいいのですが、

逆をつかれると振り遅れて相手のチャンス球になってしまいます。

(振り遅れたシャトルは飛距離が出ず、浮いてしまう場合が多いです。)


左や右に打たれたスマッシュのコースはは、打点から遠いほど左右に離れていきます。

逆に打点から近ければ近いほど左右の開きが少なくなります。

シャトルが左や右に角度が開く前レシーブすることがポイントです。

速いスマッシュに振り負けないように、1歩前に出ながら

体の前でシャトルに触ることがポイントです。



バリエーション1
※バリとはバリエーションの略です。
スマッシュを打つコースを考える

レシーブしにくい
有効的なスマッシュ


クリアーやロブを打ったあとのレシーバーのほとんどは、

ストレートのスマッシュに対応できるように構えています。

そこへストレートのスマッシュを打つと、容易に拾われて

ドライブやクロスのリターンになって返球される場合があります。

スマッシュを打つイメージは、手の届かない所へ打つのではなく、

相手の取りにくい所へ打つことがポイントです。

レシーブしやすい
危険なスマッシュ
スマッシュでノータッチエースを狙うのもいいのですが、

レシーブをしにくいスマッシュを打ったあとは、おいしいシャトルが返球される

可能性が高くなるので、自信を持って前に詰めることが大切です。

ノータッチエースを狙うなら、2人あいだののセンターがGood!でしょう。




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